意識日記

2018.07.28

ありがとうの奥深さ

子供は本当に素直です。思った事を素直に口にします。その場の空気を読むなんて事はしませんから、時には周りの大人がハッとさせられる事もあります。あるとき、一人のお母さんが、近所の子供にお菓子をあげました。その子の母親は子供に向かって「ありがとうは?」と言いました。そしたらその子が、「どうしてありがとうと言わなきゃいけないの?」と…。母親は「今お菓子をいただいたからでしょ」と言いました。さらに子供が「私は欲しくないのにもらったらありがとうしなきゃいけないの?」ついに母親は「ありがとうって言いなさい!」と叱ってしまいました。この小話を通して、ありがとうの意味を考えさせられます。人は、何かしてもらったら、当たり前のように、挨拶のようにありがとうを使います。でも自分が求めてない事に対しては、軽いありがとうになってしまいます。求めている事には心からありがとうを感謝して言えます。ありがとうの重みが全然違います。たとえ求めてない事だったとしても、相手の気持ちに対してありがとうと言えるようであれば、重みがあるありがとうになります。ありがとう。たった一言の言葉ですが、ものすごく奥深さがあります。今一度、ありがとうを意識して使いたいですね…。今日一日が皆さんにとって、ありがとうの奥深さを意識出来る日になりますように…?

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