『袖触れ合うも多生の縁』という言葉、実はことわざではなく仏教用語だって知っていますか?『多生』を『多少』とか『他生』と勘違いして覚えている方もいると思います。そもそも仏教では輪廻転生、人は生まれ変わるを解いているので、多生の意味として、別の時代に生きた時、すなわち前世での縁を表すのだそうです。だから、悩まされる相手と縁したり苦手な人と関わるのは、多生での縁があるからともいわれ、『袖触れ合うも多生の縁』なのだそうです。前世とか多生を信じる信じないは別として、なるほどなと思います。縁した相手とは、例え苦手な相手であっても、逃げていたら何の解決もしません。今、今世で立ち向かう事が大切。越えられる問題だから、成長するためにあえて、課題としてやってくる事もあります。目の前の事にちゃんと向かい合いたいものですね…。今日一日が皆さんにとって『袖触れ合うも多生の縁』という事を意識出来る日になりますように…☆今日も元気に自分らしく…☆